ソース：https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1741236490
アニメ、コミック、ゲーム及びその周辺機器を販売する日本最大手のセレクトショップチェーンを標榜するアムウェイが立ち上げたオンラインマガジン「アニメイトタイムズ」では、3月10日（本日）に『君とアイドルプリキュア』の主演声優3名のインタビューを掲載した。
「あなたとアイドルプリキュア♪」で結ばれる輝く絆！ 『アイドル天使・さくら唄』松岡美里×『魅惑の天使・蒼風なな』高橋みなみ×『胸キュン天使・パープルレイン・ハート』高森奈津美が作品の魅力を語る
「プリキュア」シリーズ第22作『君とアイドルプリキュア♪』（略称『君とアイドル』）は、現在、ABCテレビ・テレビ朝日系全国24局ネットにて毎週日曜朝8時30分から放送中。
第6話では、紫玉欣の「内面世界」を描き、願望と現実の間で揺れ動く彼女の感情に焦点を当てています。そして第7話ではついに「胸キュン天使」が誕生…？
今回は、「アイドルエンジェル/さくらうた」役の松岡美里さん、「チャーミングエンジェル/青風なな」役の高橋みなみさん、「ハートビートエンジェル/パープルレインハート」役の高森奈津美さんをお迎えし、第7話への期待や作品の魅力、キャラクター作りのやりがい、そして「君とアイドル」を通して感じたさまざまな想いなどを語っていただきました。
「あなたとアイドル」が繋ぐ声優同士の絆
装飾遊ぶ 蒼風なな／瞳の天使・高い橋南（以下、高橋と略す）::
この作品のテーマを初めて聞いたとき、エージェントの方に「『プリキュア』はアイドルをテーマにしたことがないんですね！」って言いました。今までも料理やお医者さん、宇宙などをテーマにしたことがあったので、「今までやったことがないことはあるの！？」って思うくらい範囲が広い作品だったので、今回は本当に驚きました。
装飾遊ぶ パープル・レイン・ハート／ハートビート・エンジェル・高森奈津美（以下、高森と略す）::
それは正しい！このコンセプトはファンの議論を的中させた。「グアンメイとアイドルは本当に付き合えるのか？」「いいえ、その可能性は実は非常に高いです。」 「ついに来たか！」と思う人もいれば、ガオ・ウェイナのように「まだやってない！」とため息をつく人もいるでしょう。
さくら唄 / アイドルエンジェル役・松岡美里さん（以下、松岡）：
私の感想は「こんなことは今までになかった！」という感じに近いです。以前、光美さんはアイドル気質があるように感じましたが、今回は明らかにその2つが融合していて、とても新鮮に感じました。
ガオ・セン： 特にエンディング曲のダンスは、その印象をさらに強めます。
松岡： 右！これまで、光美のパフォーマンスを観るのはアイドルのパフォーマンスを観ているような感じでした。今回はその2つが直接つながっていて、本当に素晴らしいです！
―松岡さんは実際にミツミさんの舞台を観に行ったことはありますか？
松岡： 行ったことあるよ！子どもの頃、京都の東映映画公園によく行っていました。そこには小海舞台がありました。最初に観たのは「プリキュア」で、その後「プリキュア スウィートエンジェル！」もよく観るようになりました。 "パフォーマンス。
高橋・高森： わぁ〜！
― 当時はどのシリーズの作品を観ていましたか？
松岡：
実は全シリーズ観ているので、はっきりとは覚えていないのですが、最初に夢中になったのは『プリキュア』でした。印象に残っているのは『プリキュア スウィートエンジェル！』です。 》ステージパフォーマンス。しかし、映画村には毎年定期的に通っているので、いろいろなシリーズの作品をたくさん観ているはずです。
・まるで子供の頃から様々なミツメキャラクターから「ファンサービス」を受けているかのよう！しかし、今度は私がファンサービスを提供する番です。
松岡：
本当に！あなたは今どんな気分ですか？超楽しみです！
ハイブリッジ：
将来、太秦映画村から「第二の松岡」が誕生するかも知れませんね（笑）。
―このインタビューはアニメが放送される前に行われたものですが、すでに3人の仲の良さが感じられました。記者会見ではお祝いにケーキカットもされたとおっしゃっていましたが、ケーキは高橋さんが用意されたんですか？
ハイブリッジ：
それは正しい！最初は夏海さんが「せっかくだから一緒にご飯食べよう！でも外で話すのは嫌だからうちに来なよ～」って提案してくれたんです。それで、お祝いにはケーキが欠かせないなって思いました（笑）。
高森：みんなでおいしいジュースを開けて、おいしいおやつを食べました。
松岡：夏海さん自らが作った料理もありますよ！本当にドキドキします！
高森：えっ？あなたは何をしましたか？ （笑う）
松岡：ブロッコリーサラダを作ってくれました！
高森：あ、そうなんですね！でも、出来合いのおかずはほとんど彼女が買ってきてくれたものなんです（笑）。
高橋：どれも美味しくて、ケーキもとても満足しました。結果、夏海さんが作ってくれたシャーベットを食べるのをうっかり忘れてしまいました（笑）。次回もまた行きたいです！
高森：冷凍庫に保管してあります。次回は絶対食べよう！
―みなさんは『プリキュア』シリーズに出演した経験はありますか？高森さんは、感染症流行中に『デリシャスパーティー♡プリキュア』でミミ役を演じた。このように交流できることに特に感動したのではないでしょうか？
高森：その通りですね。当時はメンバー全員を集めるのが大変だったんです…。実は私が「プリキュア」シリーズに初めて参加したのは、前作の「元気魔法♥プリキュア」（ガオ・メイイー役）なんです。コロナ禍での収録だったので、キャスト全員が揃って収録する『プリキュア』は初めて経験しました。
そのため、声優の皆さんと一緒にアフレコをさせていただくのは今回が初めてとなります。なんと表現したらいいか…「この喜びはなんて尊いのだろう」と深く感じました。皆さんの声を聞きながら、登場人物の変化の叫びをその場で感じながら演技ができるのは本当に幸せです。 『Food Party』の収録は、妖精たちとリトル・メアリー（ローズマリー役の前野智昭さん）と2人での収録がほとんどで、パートナー（ユイ・カズミ/トレジャーエンジェル役の菱川かなえさん）と一緒に演奏するのは珍しいことでした。
―今回の経験はこれまでとは全く違って、特に充実しているのではないでしょうか？
高森：はい。しかし、「Food Party」自体も楽しい作品です。テーマが食べ物なので、「時間がある時にみんなで食べよう～！」と今でも計画しています。
松岡・高橋：すごいですね！
高森：定期的に食事会をやっています（笑）。
―ところで、今日の皆さんの服装もとてもかわいいですね。付属品はセットで特別に揃えてありますか？
高森：その通りです！足元のリボンはミサトさんが用意してくださったもの、イヤリングは私が選んだもの、指輪はガオミナイさんが買ってきてくれたもの。リボンはもともと髪飾りとして使われていましたが、今日では特に靴の装飾に使われています。
高橋：今の夏海は「完璧」な状態にあると言えると思います。
高森：まさに“心のパーフェクトボディ”ですね！
全員：（笑）
- これらの贈り物はいつ交換されたのですか?
松岡：僕が最初ですよね？ 「アイドル光美」ではリボンが重要な要素なので、初めておもちゃのCMを撮影したとき、同じリボンを買ってみんなに配りました。
高橋：そのときすごく感動したので、何かお返ししたいと思いました。夏美さんも私と同じ考えだったようです…
高森：その後、僕の家でパーティーをしたときに、「アイドルだから」という名目でハート型のアクセサリーをもらったんです。
- なるほど！イヤリングとリングは元々セットでデザインされていたものだと思っていました。
高橋：実は、僕がコレクションしているジュエリーショップがあるんです。デザイナーの作品の中から、キャラクターの代表カラーに合わせたリングをセレクトしました。偶然にも、夏海さんも同じシリーズの商品を購入しました。
高森：はい！私も同じデザイナーの作品を選びました。カラーバリエーションが豊富で可愛いので、みんなを代表する色を選ぶ作業もとても楽しいです。たかみなさんも同じものを持っているとは思っていなかったので、「わあ！」ってびっくりしました（笑）
「あなたとアイドル」の独特な色を表現したい
・前作『ふしぎペットプリキュア!』の松岡さん》『射雁勇伝』シャイニングラビット役を担当。最後の引き継ぎシーンの収録にも参加されましたか？ （インタビューの最終回はまだ放送されていませんでした）
松岡：はい、レコーディングに参加させていただきました。 「ワンダフルペット」は温かさが溢れるシーンです。作品自体が「絆」をテーマにしており、声優陣やスタッフの間にも自然とそんな雰囲気が流れています。 「この仲間たちがいるからこそ、私はこうしてやってこれたのだ」と思わずにはいられませんでした。 「君とアイドル」もアニメの中で独自の色で輝けるよう願っています。こうすることで、きっと「あなたのために輝いてね☆」という気持ちが伝わるはずです。
- 「あなたとアイドル」はどんなスタイルを披露すると思いますか？
高森：喜びに溢れた作品になると思います。
松岡：私もそう思います！皆さんが参加しながら楽しんでいるのが伝わってきました。
高橋：現場は本当に温かい雰囲気で、自分のパートを録り終えた人が「帰る前にテスト映像を見させて」と言って残ってくれたりもしました。みんなが一丸となって作品を完成させるという情熱を強く感じます。それは光美隊員だけではなく、悪役陣営も同様です。例えば、ケイティ役の山田裕貴さんは、「すごく面白かったよ！」「今日帰る前に続きを観たい」と積極的に発言していました。全体的な雰囲気はとても調和がとれていました。
高森：その通りです。悪役チームは、大きな献身と喜びをもって演技を披露しました。
―悪役陣の活躍も楽しみですね。
高橋：本当にすごいですね。収録中は皆さんとても楽しそうでしたが、悪役としての強さもアピールしつつ、ちょっと可愛らしさも出していました。
松岡：憎めない悪役という印象ですね。ちょっとおバカで、時には喧嘩もするけど、「じゃあ俺がやるよ！」って、カッコよく悪役を演じて、面白く退場していくシーンがすごく好きです。見ていて笑いました。ちょっと「リトルツインズ」の「ドゥルンブパーティー」風でした...
高森：はい、はい！女性幹部もいて、3人組は微妙なバランスを保っています（笑）。アメリカンコミックの雰囲気も少しありますが、悪役らしいハンサムさも残しており、見ていてとても楽しいです！
運命のプリキュアに出会おう
・高橋さんはかつて『情熱輝く！彼女はプリキュアで山辺ゆなの声を担当しました。
高橋：もともとプリキュアシリーズに参加するのはこれが最後だと思っていたんです。
―でも、実は『プリキュア』の収録のために時間を確保していたことを記者会見で明かしましたね。
高橋：そうですね（笑）。毎年時間を作って参加しているのですが、いつも選ばれず、とても悲しいです。しかし、まさか再びクァンミのメンバーとして活動できるとは思ってもいませんでした。ちょっと恥ずかしい話ですが、今年最後のオーディションを受けるつもりでした。
高森：これが精神的な旅です。
高橋：はい。実際、「Shine On」期間中、私は多くの親しい友人たちとプライベートで演奏しました。例えば、花守ゆみりさん、石川由依さん、瀬戸麻沙美さん、日高里菜さん……仲良しグループみたいな感じです（笑）。あのシーンに幽奈として溶け込み、「プリキュア」の世界を生きることができて本当に幸せです。内心はまだ乗り気ではないのですが、「今年が最後のチャンスかもしれない…」とも思っています。
しかし、運命のプリキュアに出会った。過去の経験があるからこそ、今回のオーディションにも「完璧な締めくくり」という気持ちで挑めるのかもしれません。
高森：そうだね。まさに過去の積み重ねがあったからこそ、ナナは今のナナになったのです。待ちに待った瞬間がついに到来しました。
高橋：嬉しいです。本当に「お待たせしました！」と叫びたいくらいです。私も幽奈役をとても楽しんで演じさせていただいておりますが、作品ごとに独特の雰囲気があるなとつくづく思いました。どちらも「プリキュア」シリーズですが、それぞれカラーが異なります。先輩のお二人は作品の制作に深く関わっていたからこそ、よりユニークな視点で作品を見ることができるのではないでしょうか？
高森：そんなこと言わないで。「実際に参加して初めて体験できる」という点には本当に共感します。実は昨日、第6話を収録したとき、すごく緊張してしまって、サウンドチェック中に無意識に声のトーンが上がってしまいました（笑）。こんなに緊張したのは久しぶりです！初めて「家にいるってこんな感じなんだ！」と実感しました。
高橋：私もホーム役を演じる時はすごく緊張しました。第3話の初めての変身シーンでは、緊張しすぎて台本の文字も読めませんでした（苦笑）。
- 変身シーンはいつも衝撃的ですね。声優さんにとっては特別な経験ですよね？
松岡：「なんでこんなに眩しいんだろう？」と、見るたびにその光に驚かされます。このシーンは何度もリピート再生するほど好きです。
高森：変身シーンは本当に泣けます。その瞬間の表情が完璧ですね！オープニングやエンディングも魅力的で、Vチェック中は何度も巻き戻したり一時停止したりしていました（笑）。
松岡：アニメ制作の水準は高いですよね？会話に終わりはありません！エンディング曲「Trio Dreams」はまるでアイドルのコンサートを見ているようで臨場感が爆発。 3人の個性がダンスステップや細かな表情にも表れていて、テレビの前で思わずCALL＆RESPONSEしたくなります（笑）。
高森：分かりました。アドリブ感のある登場人物たちの繊細な動きや表情は、コンサートならではの“生々しさ”に満ちている。 「これが誘惑的な天使の表情なんだ！」とか、どんどん新しい発見があって楽しいです！
オープニングテーマは、ミツミ専属シンガーの石井あみ、熊田茜、吉武千沙が歌う「キミとアイドルプリキュア♪ Light Up!」。 》。今回はエンディング曲と同じトリオ形式を採用し、全体の壮大感、重層感がさらに強まりました！
全員：本当に素晴らしいですね！
高橋：オープニングテーマ曲は、「君とアイドル」のエッセンスを1曲に凝縮したような印象ですね。 「トリオミツメの曲はこうあるべき！」という私の理想にぴったりで、アイドルミツメの魅力が存分に発揮された作品です。
松岡：本当に同感です！エンディング曲の方がオシャレで素敵ですが、オープニング曲も情熱と明るさに溢れていて、歌詞も本当に心に響きました！特に「友達とチェック柄を着てもOK」というセリフが気に入っていて、思わず「最高！」と叫んでしまいます。
高森：分かりました！六味隼洋先生の作詞は本当に素晴らしいです。さらに、楽曲の作曲・編曲をMONACAの広川恵一さんが担当しており、「光美さんのプロデュースにMONACAが関わっているんだ！」と驚きと感動が広がりました。 3人のキャラクターの専用楽曲は、『ミツルギ』シリーズでお馴染みの大森祥子さん、うずまきミサキさんに作曲していただき、オープニングとは違った雰囲気に仕上がっています。オープニングもエンディングも独特の魅力が満載です！
小さな歌が私に力を与えてくれる
――高橋さん、高森さんともに帰省の緊張感について触れていましたが、松岡さんは第1話から変身シーンに関わっていますね。その時はどう感じましたか？
松岡：最初はこれが現実だと信じられませんでした。かつては夢のような存在だったので…そのせいで「自分がこのキャラクターを演じている」という実感が長い間生まれず、思考がまったく追いついていませんでした。何度も何度も映像を観て、ああそうだ！これが吹き替えたいんだ！秒数を確認しなきゃ！と気づき、夢と現実の間で引き裂かれ続けているような感じでした。当日はかなり緊張しましたが、テスト録音が始まってからは緊張よりも興奮の方が勝りました。
高森：Cポジション、超頼もしい！
高橋：（拍手）
松岡：でも、私も驚きました。もちろん、前はすごく緊張して、「本当にうまく演じられるかな？」「ウタのかわいい表情を完璧に表現できるかな？」と思っていましたが、いざ収録が始まると、「ウタが嵐のようにいろんな要素をぶち込んでくる」という感覚が急に湧いてきて、その衝撃に応えることだけに集中でき、すごく楽しかったです。気がつくと、録音はすでに終わっていた。自分でも信じられないくらいです（笑）。
― レコーディング中に緊張が喜びに変わる瞬間って本当に美しいですね。まるでライブパフォーマンスのような臨場感です。
松岡：そんな経験は初めてです。私はマイクの前に立つとすぐに緊張してしまうタイプです。しかし、小歌役を演じることで、その瞬間の雰囲気を存分に味わうことができました。 「なんでこんなに楽しいんだろう」と不思議に思っていました。その力を与えてくれたのはウタさんだったのだと思います。
高橋：感動的な洞察ですね…
高森：最後までついて行きますよ！
松岡：頑張ります！ぜひフォローしてください！ （笑う）
心の中で「ミミと私の夢が叶った」
―高森さん演じるハートの天使の変身シーンも興奮します。そろそろ収録が始まりますね？
高森：はい、今、私の心臓は非常に速く鼓動しています。頭の中で変身シーンを何度も想像してしまいました…
- 第6話の終わりに、こころのミツメに対する憧れが少し揺らぎ始めました。
高森：その通りです。だって、アイドルの光美の実際の行動は、小欣の想像と全然違うんですから（笑）。彼女は華やかな面しか知らず、危険な戦いに直面しなければならないとは思ってもいませんでした。このエピソードが、彼女が「憧れていたのは普通のアイドルグループではなく、『アイドルみつみ』だった」と気づく転機となった。物語は「シャオシャオはまだ愛の天使にはなれていない」で終わりますが…今後彼女がどのように心境を整えていくのか、どうぞお楽しみに！
でも、シャオシンがアイドルになっても、グアンメイの「推し」感は変わらないと思う。彼女の心の中には、光と美の戦士、アイドル、ファンという三つのアイデンティティが共存し続けるだろう。複数の役割を同時に果たす「三足の草鞋」のような存在になると思います（笑）。
―こころと高森さんの間には何か共鳴するものはありますか？
高森：ココロ役のオーディションに合格した時は、「ココロが私の夢を叶えてくれた」という気持ちになりましたし……ミミの「みんなを守れる力を得たい」という願いが叶ったような気がして……いやはや、ミミの話になると、つい涙が出てしまいます（苦笑）。今、私の目は再び熱くなり始めており、感情を制御するように注意しなければなりません。しかし、心は本当に特別なものであり、彼女は私たち二人の夢を同時に叶えてくれたように感じます。
しかし、これはあくまでも私の個人的な主観的な感覚です。同じシリーズではありますが、「デリシャスパーティー」と「君とアイドル」はやはり別の作品です。しかし、両方の作品に携わっている立場から、自分の夢を実現する機会を与えられたことに感激しています。なんと言えばいいのか…いや、ミミのことを話すと本当に涙があふれてくるんです。
―前回の「デリシャスパーティー」の謝恩会でも、高森さんのスピーチは胸に迫るものがありました。
高森：私はミツミたちをサポートする妖精のキャラクターだったのですが、そのときは号泣してしまいました（苦笑）。
― 当時、「声優になってから、戦う少年少女たちをサポートするキャラクターの声を担当したいとずっと思っていました」とおっしゃっていたのを覚えています。
高森：はい。私は児童向けの作品が大好きなので、「プリキュア」シリーズで妖精役を演じてみたいといつも思っています。また、別の作品の話になりますが、実は私のデビュー作は『ジュエルペット トゥインクル☆』なんです。当時は主人公の佐倉あきらを演じ、ペットのルビー（CV：齋藤彩夏）から多くのことを学びました。僕は齋藤彩夏さん（『プリキュア！』マオ・フーラン役も務めていた）に育てられたというか…齋藤さんの演技力や舞台でのパフォーマンスから多くの恩恵を受けました。
先人たちに支えられてきたこともあり、経験を積んでからはこうした役を演じてみたいという気持ちが強まり、このタイミングでミミさんの誘いを受けたという。だから、「もう光美を演じる機会はないんじゃないか？」と感じていました。正直、「光美のオーディションを受ける資格はまだあるのか？」と迷ったこともありました。やはりミミのイメージがまだ鮮明で、記念に受験するだけになってしまうのではないかと不安です。不安と緊張を抱えながらオーディションに参加したので、今思えば複雑な気持ちです…
―ミミも応援してくれていると思いますよ。その結果、新たな「夢」が実現しました。
高森：家族がより強くなったことに、本当に喜びを感じています。活気と温かさに溢れた大家族で、雰囲気もとても調和がとれています。先ほどもお話ししましたが、キャストの皆さんが揃っている『プリキュア』の収録は今回が初めてだったので、「なんて素敵な現場なんだ！」という気持ちで臨みました。
この素晴らしいハートをあなたにも渡しましょう！
・『きみとアイドル』シリーズディレクターは映画『ハピネスチャージプリキュア!』の監督。 シリーズ構成・脚本は『映画プリキュア ハートビート♡ゲームワールド大冒険!』にも参加した今千秋が担当する。 》など数多くのアイドル作品を担当する加藤陽一氏。制作チームと綿密なコミュニケーションは取れましたか？
松岡：第1話の収録にはたくさんのスタッフが来てくれましたが、挨拶程度だったのですが……皆さんの信念や願いが込められていて、子どもたちの夢を叶えようと一生懸命なのが伝わってきました。声優としての私たちの責任は、パズルの最後のピースを埋めることです。幸いなことに、これは子供たちにメッセージを伝えるのも簡単な仕事です。チームのビジョンを観客に伝えることができて本当に嬉しいです。しかし同時に、大きな責任も感じています。 「みんなの思いを心に届けなきゃ！」
言葉では言い表せないかもしれませんが、この感動を心から伝えたいです！
高森：それは違います。よく言ったね。
高橋：そうですね。
- それは本当だ。 「情報を伝えやすい立場」とおっしゃっていましたが、子どもたちにとって「一番のアイドル」になる可能性が高いので、その責任は特に重いですね。
高橋：そうですね。皆さんの憧れの的になるかもしれないので、その期待に応えられる存在になりたいと思います。
高森：誰かの「第一推薦者」になれたら、とても嬉しいです。しかし、私は第1話の収録には参加しておらず、実はまだ制作陣と正式に会ったことがない。加藤さんと直接お話する機会もありませんでした。
高橋：僕もです。しかし、他の作品でも加藤さんとご一緒させていただく中で、加藤さんの描くアイドル像はとても魅力的だとつくづく感じました。加藤さんはアイドルの華やかな面だけでなく、登場人物の葛藤や人間性も非常に感動的に描いています。今回、千秋監督がまたも素晴らしい演技を披露し、チームの連携がシームレスに理解されているのが感じられる。
高橋：実は年末の収録が終わったときに、スタッフの皆さんが僕の誕生日を祝ってくれたんです（高橋の誕生日は12月20日なんです）。本当に温かい人たちに囲まれていると感じました。チーム全員が「キラキラ光る～♪」！このような一流のグループの中で作品を創り上げることができるのは本当に幸せです。
高森：僕はたまたま高見内さんの生誕祭の収録に参加しなくて……。みんなのシェアを聞いて、楽しいことをたくさん見逃していたんだなと実感しました（笑）。しかし、制作チームが情熱を持って取り組んでいることが感じられます。同時に、子どもたちにメッセージが確実に伝わるよう、非常に真剣な姿勢も見せています。
―この作品を通して、子どもたちにどんな「輝き～♪」を伝えていきたいですか？
松岡：私は『プリキュア』を見て育ったので、その存在がいつまでも色褪せないでほしいなと思います。今でもカラオケに行っても、「光美」という曲は雰囲気を盛り上げるのに一番いいですし、歌詞もダンスも自然に暗記できます。なぜなら、これらの要素が当時の私の心に深く刻まれていたからです。その時「私も光美になりたい！」と叫んだ純粋な願いは、今でもかけがえのないものです。大人になって現実に直面しても、考え方は以前と同じではなくなるかもしれませんが、その興奮は決して消えることはありません。
今、子どもたちが「あなたとアイドル」を見ると、「私もアイドル光美になりたい！」という気持ちが生まれ、それはきっと彼らの心の中に永遠に残るでしょう。これが彼らの人生における「タイムカプセル」となり、彼らがこの「キラキラ輝く～♪」を抱きしめた初心をいつまでも忘れないでいられますように。これからもあなた自身のために輝き続けてください！
子どもたちも松岡さんのように「みつみになりたい！」という純粋な思いを持ってほしいですね。毎年七夕になると、短冊に「プリキュアになりたい」という願い事が書かれているのが必ず見られます。
高森：今年は「アイドル天使になりたい！」「誘惑天使になりたい！」という願い事が多いかもしれませんね。想像するだけで涙が出てきます。
高橋：絶対泣きますよ！
高森：でも、中には「救急車になりたい」とか、そういう希望も混じっているかもしれないですね（笑）。物になりたがる子供は常に存在します。
高橋：みんなが望む自分になれたらいいなと思います！もちろんできますよ！私たちはこれからもその夢を応援し続けます。実際、私たちも皆さんの応援で力を得ていて、“応援合戦”みたいな感じです（笑）。
私たちはサポートからエネルギーを得ていますが、本当に私たちを照らすのは「あなた」です。アイドルは「光り輝く存在」とみなされることが多いが、その輝きは実は彼らを応援する人たちの熱意から生まれるものなのだ。だから、光美にしてもアイドルにしても、みんなお互いに支え合って一緒に成長していくんです。
高森：その通りです！ 「推し」という概念を例えると、こころは最初は「ファン」という立場からアイドルのみつみに憧れていたが、後に自らもその世界に足を踏み入れ、「なぜこんなにワクワクするのか」「この感情はいったい何なのか」という探求を体験する。これがこの段階の彼女にとって重要なテーマである。
そして今、彼女は押される側から押す側へと変わるでしょう。これを見た子どもたちにも「自分も輝ける」と感じてもらえたら嬉しいです。何かを愛し、応援したいという強い思いがあれば、その気持ちはあなた自身の力になります。
高橋：愛嬌のある天使の視点で、皆さんの勇気の一部になれたらと思います。すぐに「ドカン！」と元気を爆発させるタイプではない子もいるかもしれませんが、内向的な「あなた」がこの作品を通じて勇気という「魔法」を手に入れられることを願っています。作品は違いますが、『カードキャプターさくら』のさくらの「絶対大丈夫」というセリフは今でも心に深く刻まれています。大人になった今でも、不安な気持ちになった時に無意識につぶやいてしまいます。
松岡・高森：すごい！
高森：七本です…
高橋：そうなんですよ！だからドラマの中で「勇気が出る呪文」や「うたちゃんがそう言うなら効くよ！」「絶対大丈夫！」といったセリフを聞いたときに、すごく共感しました。まるで長年心に刻み込まれていた言葉が「カミミ！」として具現化されたかのようでした。この作品から皆さんも自分なりの「勇気の呪文」を掴んで頂ければと思います。そんな想いが伝わる作品です。
―例えば、第6話でウタがココロに「いつか一緒に踊りたい」と言うのも、一種の勇気の呪文ですよね？
松岡：そこは本当に素晴らしかったです。小歌の素晴らしいところは、それらの言葉が意図的なものではなく、誠実な心の自然な表現であるということです。
高森：彼はアイドルのオーラを持って生まれました。
高橋：しかも、子供の頃からその性格だったんですね！
松岡：本当に生まれ持った魅力ですね。彼女の優しさ、思いやり、言葉はすべて、彼女の心の中にある「輝き」の純粋な鼓動から生まれています。普段は思いやりのある一面を見せるようにしていますが、それは実は「優しい人に見られたい」という自己要求からきているのです…。でも、コウタは違います。彼女の存在自体が人の心を動かし、人生の転機となることもあるのです。私自身も、そんな「自然に人を感動させる」人になりたいと願っています。
高橋：え？しかし、松岡はそれをやったと思う。実は第3話の変身シーンを収録しているとき、緊張しすぎて頭が真っ白になって、「本当に大丈夫？」ってずっとつぶやいていたんです。そんなとき、突然松岡さんが「ウインクがすごい。自信を持て！」と言ってくださって、すごく勇気づけられました。
松岡：えぇぇ――！そんな部分あるんですか？超幸せ！
高橋：その言葉で、チャーミングエンジェルとして、そして高橋みなみとして、自信を取り戻せました。
松岡：ウタを演じていなかったら、きっとそんなことは言えなかったと思いますが……。“アイドルエンジェル/サクラウタ”に変身できたことで、それまでの強がりなところがだんだんと地に足のついた自信に変わっていきました。さらに、たかみなさんと夏海さんは、「とてもかわいかったよ！」「よくやったね！」など、いつもポジティブなコメントをくれます。
私のキャラクターソロ曲「スマイリーユニゾン♪」も皆さんが覚えて一緒に歌ってくれました。その応援は私にとって大きな勇気となり、「皆さんからこんなにも多くのことをいただいたんだ」と深く実感することができました。それで「自分が感じる美しさを伝えなきゃ！」って思うようになったんです。だから、その言葉を口にできたのかもしれません。
高森：小歌は本当にすごいですね！
全員：（温かい拍手）
松岡：来年もさらに光が輝くよう頑張ります！
心躍る天使が誕生する瞬間をお楽しみに
－－次は第7章です。皆さんはこれからこのエピソードを収録する予定ですが、視聴者の皆さんに期待していただきたいこと、また皆さん自身が楽しみにしていることを教えていただけますか?
松岡：その後の展開については、実はまだ何も知らないんです。でも、第6話までは、2人（アイドルエンジェル/誘惑エンジェル）が並んで戦っていて、それだけでもすごくかっこよかったです。その厳しい表情からは、「必ず守る！」「必ず輝かせる！」という強い意志が感じられます。 3人が合体してどんなバトルシーンが展開されるのかとても楽しみです！
高橋：もちろん、3人でのコラボも楽しみにしています！悪役陣営の行動も気になる！
アイドルとしてのコウタの成長の軌跡もある。アイドル・グァンメイの本質を真剣に考え、ケイト（CV：佐久間大介）らの言葉に刺激を受け、アイドルとして周りの人を幸せにするにはどうしたらいいのかを懸命に考えようとする。少し自分に厳しすぎる気がして心配ですが…彼女が自分なりの答えをどうやって見つけていくのか、ぜひ注目してください！
高森：本当に言いたいのは、心躍る天使が誕生する瞬間を楽しみに待っていてください！
