原文:https://natalie.mu/comic/news/678230
原題:「ガルパン」エリカの夢小説を5人が8キャラで熱演、3役を演じた大地葉に労いの拍手
アニメ『ガールズ&パンツァー ますます大好き!』のイベント「ガールズ&パンツァー ますます大好きカーニバル!」が、本日6月28日に東京・有楽町朝日ホールにて昼夜2公演行われた。Comic Natalieが昼公演の模様をレポートする。
最初の話題は「今日の昼ごはん、何を食べましたか?」
2025年12月から今年4月にかけて、全4幕形式で劇場公開された『ガールズ&パンツァー ますます大好き!』は、『ガールズ&パンツァー』シリーズのキャラクターたちの日常を描いたギャグスピンオフ作品。イベントでは、西住みほ役の渕上舞さん、ケイ役の川澄綾子さん、逸見エリカ役の生天目仁美さん、ペパロニ/村上/久保田倫役の大地葉さん、そしてローズヒップ/ラム役の高森奈津美さんが登壇した。。

出演者たちの挨拶が終わると、ポコの着ぐるみが登場。ポコからの質問に答える形で、イベントの幕開けは「今日の昼ごはん、何を食べましたか?」という軽やかなテーマのトークが展開された。「味噌を入れたご飯」という気になるキーワードから始まり、唐揚げや肉団子といったおかずの詳細も明らかに。渕上さんがドーナツもあったと証言すると、一同から「マジで!」「どこに!」とツッコミが入り、会場のファンからは笑いが絶えなかった。

昼食トークが終わると、続いては出演者がファンからの質問に答えるQ&Aコーナーへ。最初の質問は「体験入学してみたい学校は?」。生天目さんは「サウナに入れる」という理由で「継続高校」を選択。続いて渕上さんが「おやつが食べられるから」と「聖グロリアーナ女学院」を挙げると、高森さんが「フレンチじゃダメ? ブリティッシュのほうがいい?」とBC自由学園も選択肢に加える。これに対し渕上さんは即座に「あっちはピリピリしてるから……」と否定し、会場は大爆笑に包まれた。
いつか西住家の養子に? エリカの未来への妄想が無限に膨らむ
続いての質問は「担当キャラの好きなシーンやセリフは?」。川澄さんはケイが同校のアリサに向けて言った「反省会を開くわよ」というセリフを選び、会場からは賛同の拍手が送られた。川澄さんは、普段は明るく笑顔の多いケイが珍しく冷めた表情を見せるそのシーンについて、「ああいう怖い感じが好き」と語った。一人三役を務める大地さんは、ペパロニが鉄板ナポリタンの作り方を説明するシーンを選択。自身がこの作品に参加し始めたばかりの頃のシーンであることから、大地さんは「すごく緊張しながらアフレコしていたのを思い出します。ああいうシーンなのに、感慨深いです」と振り返った。


さらに「自分が演じるキャラクターの将来はどうなると思う?」という話題では、生天目さんがエリカは西住家に仕えるとしつつも、「養子になれないかな」と妄想。大地さんはペパロニの将来について「屋台を出すんじゃないかな」と想像し、生天目さんは「戦車道の大会で屋台として出てくる」という未来像を描き、一同から「ありえる!」と共感の声が上がった。
「『ガルパン』やってれば干し芋に困らない」
イベントでは、作品の舞台である茨城県の名産品「干し芋」の商品券を賞品としたクイズコーナーも開催。『ガールズ&パンツァー ますます大好き!』の劇中から出題される三択クイズに答え、商品券獲得のための「補助券」を目指す。第1問は優花里が着ていた水着について。大地さん以外の4人が迷彩柄を選び、正解。第2問「知波単学園のメンバーが最初に出会った動物は?」では、早速苦戦。会場のファンも確信が持てない難問の中、生天目さんだけが正解の札を挙げ、一歩リードする。第7話でエリカが真穂に渡したカレーは何かという問題では、答えがわからず自分好みのカレーを選んだ高森さんがまさかの正解で補助券を獲得した。


続く問題「真穂が余興でものまねしたのは誰?」は、シーンが印象的だったためか、全員の札の番号が一致し、見事全員正解。全問正解でリードする生天目さんが最終問題へ。しかし最終問題では、正解者が残り全13枚の補助券を獲得、複数正解の場合はじゃんけんで決着とするルールが追加される。そんなクイズコーナー恒例の展開の中、最終問題は「空腹で彷徨う押田をおびき寄せるため、安藤が用意した屋台は?」。答えが分かれる中、渕上さんが鮮やかに単独正解を果たす。司会も兼任する渕上さんは、自ら表彰式を行い商品券を獲得。笑いと拍手の中、渕上さんは「『ガルパン』やってれば干し芋に困らない!」という言葉でクイズコーナーを締めくくった。
エリカの夢小説に笑いが絶えず、ライブ会場は一体に
朗読劇コーナーでは、久保田がエリカの夢小説を拾うところから物語が始まり、当日登壇した5人の出演者が8キャラクターをすべて演じるフルキャストでの上演に。キャラクターたちが夢小説の内容を演じる場面では、ペパロニがアンチョビに、ローズヒップがダージリンに変身するなど、出演者たちも「この組み合わせでしか生まれない混沌」と語る通り、客席からは絶え間ない笑い声が響いた。
ライブコーナーでは、佐咲紗花さんが『Grand symphony』、ChouChoさんが『Never Say Goodbye』を披露。どちらも『ガールズ&パンツァー 最終章』のオープニングテーマだ。MCで佐咲さんは「『最終章』と言いつつ、終わってほしくない」と作品への想いを語る。一方、ChouChoさんはステージ両脇に設置された巨大で可愛らしいバルーン装飾に目を輝かせ、「いつもの『ガルパン』と違う」とコメント。続いて、佐咲紗花さん作詞、ChouChoさん作曲による『ガールズ&パンツァー ますます大好き!』オープニングテーマ『Nonstop Daydream』を歌唱し、会場のボルテージはさらに上昇。最後は渕上さん演じるみほが、第1幕エンディングテーマ『おやすみなさいの続きです!』を披露。渕上さんの「LOVEの準備はできてる?」という掛け声とともに、ピンク色の「あんこう色」に染まった客席からは、歌詞に合わせて様々なポーズの「LOVE」が渕上さんに送られた。


「まさか3キャラのセリフを一気に言うとは」大地葉に労いの拍手
イベントの終盤には、『ガールズ&パンツァー 最終章』第5話の第1弾キービジュアルと第1弾本予告も解禁された。佐咲さんは2017年に『Grand symphony』の歌詞を書いた時点で、すでに大筋を知っていたと明かし、「ようやくみなさんと共有できる」と喜びを語る。一方、渕上さんはネタバレに配慮し、「どこまで触れていいかわからないので、ここでやめておきます(笑)」と話し、会場のファンから笑いを誘った。

イベントも終盤のエンディングコーナーでは、高森さんが「ローズヒップとして初めて皆さんの前に立たせていただきました。キャラクターに対して声優さんの人数が少ないという面白い状況を、皆さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです(笑)」とコメント。最多3役を背負って登壇した大地さんは「まさか3キャラのセリフを一気に言うとは思いませんでした(笑)。試されているんだと思って、全力で頑張りました」と語り、会場からは労いの拍手が送られた。

『Enter Enter MISSION!』の大合唱で締めくくり
生天目さんは「キャラクターとして交わりのない私たちだからこそ、何か特別なものを感じられるのかな」と、意外な組み合わせが生む面白さに言及。川澄さんは「これだけ揃えば無敵だね」と誰かが楽屋で言っていたというエピソードを明かし、「会場の皆さんが温かい目で見守ってくださって、本当に『ガルパン』が好きなんだなと感じられる空間で、楽しい時間を過ごせました」とファンへの感謝を述べた。
渕上さんは、久しぶりに舞台挨拶やトークショーではなく、イベントとしてファンと会えたことについて「最初から最後まで楽しかった」と満面の笑みを見せる。また、朗読劇について、リハーサルではテンポが合わない部分もあり難しかったと振り返りつつ、「本番ではぴったり合っていて、後で特に合わせたわけでもないのに。プロってすごいなと感動しました」と出演者たちに賛辞を送り、会場からも拍手が沸き起こった。最後は登壇者全員と観客が一体となって『Enter Enter MISSION!』を大合唱。イベントは恒例の「パンツァー・フォー!」の掛け声とともに、盛会のうちに幕を閉じた。


